豆政

豆政

すはまだんご

「すはま」は大豆を使った伝統的な京菓子です。かつては羊羹のような棹物(さおもの)菓子で、切ると浜辺にゆるやかな弧を描いて出入りする浜を模した「州浜」の形をしていました。それを串だんごの形に変えて、いつでもどこでも食べやすく変えたのが「豆政」のすはまだんごです。

主材料は「すはま」と同じ、大豆(きな粉)、水飴、砂糖の3種類。シンプルさゆえに素材の違いがでやすい商品です。豆菓子が専業の豆政ですから、大豆にはとくにこだわり、厳選した単一種の国産大豆を焙煎し、皮をむく手間を加えたのち、すり潰してきな粉にしています。ひと手間加えたきな粉がなめらかな舌ざわりを、水飴と砂糖の微妙な配分が、少しかみごたえのある独特のやわらかさを表現。

2020年10月からは、5本入り250円の小分けサイズが増え、おみやげに配っていただきやすくなりました。お茶うけにはもちろん、きな粉のまったりとした舌ざわりと甘さがコーヒーにもよく合う、懐かしくも新しい京菓子です。

ショップのご案内

豆政

TEL. 075-432-7545 http://www.mamemasa.co.jp/

明治17年 御所の南、京都夷川(えびすがわ)にて創業。京都周辺に昔から良質の豆(京都市内六波羅地域ではえんどう豆丹波では黒豆・大豆・小豆 山城ではそら豆)を使い商売を手がけました。明治20年に夷川五色豆を考案し、大正天皇の即位を契機に八ッ橋と並ぶ京都名物となりました。現在は、「世界一おいしく、世界一喜ばれ、世界一有名な豆菓子店」をキャッチフレーズに、京名物夷川五色豆をはじめ、わさび・七味・ココア・チーズなど30種類以上のこだわりの豆菓子を取り揃え、また京銘菓すはまだんご・茶だんごなどおいしい豆と和菓子を製造販売、良い豆良い材料にこだわった商品作りをしています。